ビキニ労災訴訟
ビキニ被ばく船員訴訟支援プロジェクト
クラウドファンディング「READYFOR」:https://readyfor.jp/projects/Bikini1954
目標金額:5,000,000円
募集期間:9月1日(木)7時〜11月30日(水)23時まで
1954年、米国のビキニ水爆実験によって被災したのは「第五福竜丸」だけではなく、全国のマグロ漁船延べ1000隻もが核実験によって被災していました。高知のマグロ船も延270隻にもなります。しかしこの事実を政府は2014年まで事実を認めず、元漁船員の健康管理を含む一切の支援を放置してきました。
2018年7月、米国が太平洋・ビキニ環礁で実施した水爆実験により、被ばくした高知県の漁船の元船員や遺族ら29人が「国が被ばくの実態を隠し続けたため、必要な治療を受けられなかった」ことから、計約4200万円を求める国家賠償請求訴訟を起こしました。しかし、高知地裁、高松高裁は、「国家賠償請求権は除斥期間を過ぎている」「政府が意図的に隠した事実はない」とし、訴えを棄却しました。
その一方で、「漁船員の救済の必要性については改めて検討されるべきと考える」と、元船員らの救済の必要性に言及し、被ばくの事実を認定したのです。
「ビキニ事件」はまだ終わっていません。
行政訴訟起に切り替えた「被ばく船員訴訟裁判」は、高知地裁と東京地裁の二つの裁判所で始まりました。9月2日には高知地裁で2回目の口頭弁論を迎えました。
クラウドファンディング「ビキニ被ばく船員訴訟プロジェクト」は、原告19名と弁護士24名でたたかう裁判費用を1,000万円近くを見込み、うち500万円以上をクラウドファンディングで募ります。
ぜひあたなの応援と、戦後の闇に葬られた人権を回復するための、ビキニ被ばく船員訴訟へのご支援をよろしくお願い致します。